8月4日から県政調査会が始まりました。9月議会に向かって補正予算を組むため、各部局の新規事業について理事者側から設営を受け、我々議員が質問をします。これまでの経緯を振り返りながら、適切に事業が推進されているか進捗状況を確認しながら、地元の事情にあった事業となっているか、更に事業を進めていくためにはどうしたら良いか、意見を発表していきます。
私は2日目の5日、産業振興県政調査会長として議事を進めました。最初に会長挨拶があり、次のように話しました。『この秋から建設工事が始まるSTATION Aiプロジェクト、次世代産業として自動車、航空宇宙、ロボット等の振興対策は経済産業局が担当ですが、それに向けてのデジタル人材育成や雇用は労働局の担当であり、それぞれの部局が機能していかなければなりません。
また観光コンベンション課では、観光客復活に向けて大河ドラマやジブリパーク等の絶好の題材は揃っています。コロナ禍で乗り越える壁は数多くあると思いますが、我々議会と担当部局でしっかりと協力し、県民のためにどうしていくべきかを前向きに議論する調査会でありたいと考えます。議員各位、県担当局皆様のご協力をお願いしまして、冒頭のあいさつといたします。』
4・5・8・9日の4日間、議員から次から次へと意見が出され、担当部局が答えるのに苦労する場面もありました。私も教育治安調査委員会の時に、コロナ禍で件数が増えたDVや児童虐待について、質問しました。治安調査会では警察委員会が中心なので、事件につながる事例はなかったか、DV被害者を受け入れるNPO法人のシェルターとの関係等について、更なる強化をお願いしました。